2008年11月23日

Godai Aku Lagi



ブルガンディの作業場は、
ブルガンディの完成・未完成の作品が無造作におかれている。

大きな絵画から、小さな木彫。
どれも、テーマは宗教とヌーディズムのようだ。

私とグスと、グスのお父さんと、ブルガンディの4人で、
ゆでたピーナツをつまみながら飲んだ。
グスのお父さんは、アルコールを飲まないので、
濃いバリのコーヒーを飲んでいた。

グスのお父さんが、ゆったりとしたバリ語で、
若かった頃の話をした。
グスのお父さんはインドネシア語をほとんど話さないし、
私はバリ語はほとんどわからない。
グスやブルガンディが、
時々、要点をインドネシア語で説明しないといけなかった。
まだ、バリの夜に街灯もなくて、
車もバイクもなかった時代の話。
できたばかりのバリビーチホテルで働きたかったけど、
保守的な僧侶階級のお父さんの家族は全員大反対だったこと。
ガールフレンドが5人もいたこと。

今も歳のわりには若々しく、
スリムで渋くてかっこいいおじいちゃんだから、
ガールフレンドが何人いても、おかしくないと思う。
「お父さんがもう少し若かったら、
私もガールフレンドになりたかったわ。
何曜日のガールフレンドがいいかなぁ。」
私がそういうと、お父さんはおちゃめに笑って、
グスはげらげら笑って、私の頭をくちゃくちゃに撫でた。

3本アラックを空けて、帰った。
ラッパの形をした大きな花をブルガンディがお土産にくれた。
私は、それを飛ばされないように大事にもって、
バイクの後ろで小さくなった。

ホテルの部屋はとても広くて、
中庭にあるプールの水面が白くゆらめいてみえる。

私たちはしばらくベッドでビールを飲んだ。
ほとんど服は脱いでいた。
グスは、アナルセックスがしてみたいといった。
私は最初は笑って拒んだ。
「なんでそんなのしたいわけ?汚いじゃない。」
「ポルノでやってるのみて、やってみたいと思ったから。」
この国では雑誌のプレイボーイの発刊ですら大騒ぎになったが、
実際、ポルノ動画なんて携帯でいくらでもダウンロードできる。
日本のAV女優では小澤マリアが人気で、
女の子たちですら知ってるし、
もろムスリムの素人ハメ撮り的な動画もあって、
よく男たちが一つの携帯を大勢で
覗き込んでいる風景に遭遇したら、
間違いなくポルノを見ていると判断していいくらい浸透している。

私は困った。
本気で嫌なら、当然困らないところだが、
どんなものなんだろうという好奇心も少なからずあったからだ。
散々じらしてから、
「ちょっとやってみて、
全然だめそうだったらやめるってことでどう?」
私は、好奇心をとった。

ブルガンディからもらった大きな白い花が
すでに黄色く褪せて、コップのの縁にしなれがかっている。

テレビのボリュームを少し上げた。
グスは少し酔っ払って熱くなった口を私の肌に這わせた。



Godai Aku Lagi
スーツのおにーさんたちがキュートだけど、
相変わらずアグネスのダンスの振り付けって微妙だなぁ。


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